育児日記ってつけてますか?
子育て、特に0歳児を育てている皆さんは、「育児日記」ってつけていますか?
私はつける派なのですが、周りの友達に聞いてみると、育児日記をつけている人の方が少数派。
意外にも「“感覚”で育児をやっている」という人が多くて驚きました。
確かに子供は、しっかり寝て、おっぱいを飲んでれば基本的に育つもの。「いちいち記録しておく必要なんてあるの?面倒じゃない?」というのは、育児日記をつけない派の友人に100%言われる言葉です。
ただ、初めての育児で昼はワンオペ、さらに両親・義両親ともに遠方にいる私にとって、今や育児日記は必要不可欠なものとなっています!
実際につけてみて感じた育児日記のメリットをご紹介したいと思います。
育児日記をつけて感じたメリット
眠気と忙しさに追われながらの日々の育児。
正直、「いつ授乳して、どのくらい飲んだか」「最後にウンチが出たのはいつか」なんて正確には覚えていられません。
でも、赤ちゃんの体調の変化って「いつもとちょっと違う」ということがきっかけで気づくもの。
そんな時、記憶を手繰り寄せるのにとっても役立つのが育児日記です。
授乳間隔が掴みやすい
完全ミルクなら、ミルクの量も管理しやすいですが、母乳だと飲んだ量ってはっきりとわかりませんよね。
1時間と経たずに欲しがる時があったり、4時間くらい飲まなくても平気にしている時があったり…。
なので私は、【[右or左]を何分飲んだか】を毎回記録しています。
毎回きちんと記録していると、「さっき5分しか飲まなかったから、今ぐずってるのはおっぱいかな?」というふうに、子供の要求にすぐに気付いてあげることができます。
また、「20分飲むと4時間は腹持ちするな」という様に、おっぱいを飲んだ時間と腹持ち時間の関係が徐々につかめてくるので、外出時など予定を立てるのにも役立ちます。
特に外出先でぐずった時、眠たくてぐずっているだけなら抱っこすれば済みますが、おっぱいだと授乳室を探したりと大変です。
育児日記をつけていると、ぐずりの原因は何なのか、次おっぱいをあげるタイミングはいつなのかを把握しやすくなるので、とても便利です。
排便の記録が役に立つ
便秘になりやすい我が子。
育児日記に排便の記録をつけておくと、「いつからウンチがでていないのか」が一目で分かるので、浣腸刺激をする時の目安にもなります。
また、夏場に注意が必要な脱水。脱水に気づくポイントは「1日に6回以上のおしっこが出ているか」が目安になります。
これも、記録をつけることで一目瞭然になります。
ねんね、グズグズなどの生活スタイルがわかる
私が育児日記に記録していることは主に
- 寝ている時間
- おっぱい(左右どちらを何分飲んだか)
- 排便・排尿
- 散歩
の4点です。
これらを細かくつけることで
- 散歩に行くとウンチが出やすい
- 起床から約6時間後に第1グズグズ時間がくる
- 長く昼寝をすると夕方泣きしない
という3点に気づくことができました。
どうやら、起床から6時間程で体力の限界がやってくる様子の我が子。
そのタイミングで2時間くらい、たっぷりと昼寝をさせることで、夜まで体力が持つようで、夕方泣きをしなくなりました。
でも、ただ寝かせておくだけだと30分ほどで昼寝から目覚めちゃうので、起きても抱っこを続けて、しっかりと寝かせるようにしています。
夕方泣きが無いだけで、育児ってとっても楽になるもんです。
そんなことに気づけたのも、細かく記録をつけていたおかげです。
病院に行くときに助かる
病院を受診する時って、明らかに体調が悪そうな時もあれば、「いつもとちょっと違う気がする…」という、親だからこその“勘”がきっかけになることもあると思います。
そんな時に育児日記があれば、
- 睡眠
- おっぱいの量
- 排便・排尿の回数
などが、普段とどう違うのかを的確に医師に伝えることができます。
正確な情報を医師に伝えるというのは、正しい診察をしてもらう上で欠かせないポイント。
育児日記には、育児を楽にするだけでなく、もしもの時に子供の命を守ることにも繋がる情報が詰まっています。
離乳食のメモ
離乳食を始めると気になるのがアレルギーですよね。
これも、離乳食のメニューをしっかりとメモしておくことで、早期に気づくきっかけになります。
また、好き嫌いや食べた量もメモしておくと離乳食を進めるのに役立ちます。
スケジュール帳代わりにできる
私は日々の忙しさで曜日感覚を無くしてしまうこともしょっちゅう。
なので、たまーにある予定はすぐに忘れがちになっちゃいます。
そこで私は、育児日記をスケジュール帳としても活用。付箋に予定を書いて貼っています。
デスクのカレンダーやスマホのカレンダーは見ない日も多いですが、育児日記なら毎日見ているので、絶対に予定を忘れることがなく、安心です。
成長が感じられて見返すと楽しい
育児日記をある程度つけてから見返すと、成長の過程が感じらるのも楽しみの一つです。
特に、生後2ヶ月の頃は30〜1時間起きているのがやっとだったのに、生後4ヶ月頃になると4時間くらい元気にしていたり。
そんなのを見ると、「体力ついたなあ」と感じることができます。
写真や動画も大切な思い出ですが、ついつい忘れてしまう日々の些細な成長を記録として残せる育児日記も、かけがえのない思い出です。
1/2成人式の資料にも
今やほとんどの小学校で行う「1/2成人式」。
10歳のタイミングで、自分の生い立ちを振り返るというものです。
この1/2成人式で「初めて○○した日」を聞かれることがとても多いのだそうです。
例えば、
- 初めて喋った
- 初めて歩いた
など。
別に、正確な日付がわからなくても困るわけじゃ無いけど、子供の気持ちとしてはそういった「初めて記念日」を記録してもらえているというのはとても嬉しいことだと思います。
育児日記をつけていた先輩ママさんに聞くと、育児日記が一番役立ったのは、実はこのタイミングっていう人がとても多かったです。
パートナーとの情報共有にも!
備忘録として、成長記録として、そして健康管理の面でも強い味方になる「育児日記」。
私の場合、夫と子供の様子をシェアするのにも、とても役立っています。
やはり、口で「以前とどうちがうのか」「何に困っているのか」を説くよりも、育児日記を見せた方が分かりやすく、かつまとまった情報を得られるので、夫も状況がすぐに飲み込めるみたいです。
日中、ワンオペで育児をしていると、どうしても「私ばっかり…」となってしまいがち。そんな時こそ、育児日記で情報を共有し合うことがとても大切なんじゃないかと思います。
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